知人女性の体を触るなど、わいせつな行為をしたとして先月、逮捕・送検された鹿児島県警本部の警察官の男について、鹿児島地方検察庁は9日、不同意わいせつの罪で起訴しました。

起訴されたのは、県警本部公安課課長補佐の幸得健一郎被告(51)です。

起訴状などによりますと、幸得被告は今年3月中旬、県内で、知人の40代女性の体を触るなどわいせつな行為をしたとされています。

これまでの警察の取り調べに対し、幸得被告は「間違いない」と容疑を認めていたということですが、鹿児島地検は「公判に支障がある」として、起訴内容を認めているかどうかは明らかにしていません。

起訴を受けて、県警監察課は「今後、厳正に対処する」とコメントしています。