奄美大島で9日、1年に数回しか見られないまぼろしの浜「かくれ浜」が出現しました。

かくれ浜は、奄美市笠利町喜瀬集落の海岸線からおよそ200メートル沖合に現れます。

春先から初夏にかけて、水面が通常より下がり「マイナス潮位」になる大潮の干潮時におよそ1時間だけ見られる現象で、1年のうち数回しか見ることができません。

奄美市笠利町の9日の最高気温は24.3度と温かく、地元の住民や観光客らが大人の腰ぐらいまで海につかりながら、かくれ浜へ歩いて渡っていました。

(東京から観光)「最高ですね。島の良さを感じまくりでした」

(奄美市から)「最初は結構深いのかなと思ったんですけど、意外と深くなくて楽しかったです」
「めっちゃ調べて休みを取ってきました」

かくれ浜は、あす10日まで見られそうだということです。