聴覚に障害のある子どもたちにサッカーを楽しんでもらおうと、鹿児島市の鹿児島聾学校で、サッカー教室が開かれました。

教室を開いたのは、鹿児島市サッカー協会で、鹿児島聾学校の子どもたち36人が参加しました。

聾学校の子どもたちにサッカーを楽しんでほしいと初めて開かれたもので、鹿児島ユナイテッドFC応援リーダーの田上裕さんが、教員の手話を介しながら上達するポイントを指導したり、チームにわかれて対戦したりしました。

(中学部3年 前杉陸斗さん)
「次、会える時までに練習して、また一緒にサッカーができるとうれしい」

(高等部3年 山下諒翔さん)
「Qサッカーは好き?はい好きです。田上さんと試合したことが楽しかった」

(鹿児島ユナイテッドFC応援リーダー 田上裕さん)
「笑顔がたくさん見られてうれしかったというのと、もっとこういう機会を増やしてあげたいと感じる時間になった」

鹿児島市サッカー協会は、6月に白波スタジアムで行われるユナイテッドFCとブラウブリッツ秋田の試合に、鹿児島聾学校の子どもたちと保護者を招待することにしています。