鹿児島県奄美市の路上で先月、刃物のようなもので面識のない男性を切りつけたとして、奄美市の50歳の男が8日に逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、奄美市名瀬井根町の無職・福永次郎容疑者(50)です。

奄美警察署によりますと、福永容疑者は先月28日、奄美市の路上で40代男性を刃物のようなもので切りつけ、男性の左手に全治およそ10日間のけがを負わせた疑いが持たれています。

男性と福永容疑者に面識はなく、福永容疑者は「やっていません」と容疑を否認しています。

犯行後、福永容疑者は現場を立ち去っていましたが、犯行翌日の先月29日、奄美市内で刃渡りおよそ20センチの包丁を所持しているのを捜査中の警察官が見つけ、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕していました。

警察では、男性と福永容疑者との間に何らかのトラブルがあったとみて、犯行の経緯など慎重に調べています。