優しい色彩や筆づかいが特徴の霧島市出身の画家・米田安希さんの作品展が鹿児島市で始まりました。

(記者)「白い窓を開けるとエッフェル塔。実際にパリに住んでいるような気分になる」

8日から山形屋で始まったのは霧島市出身の画家、米田安希さんの作品展です。

今回のテーマは「光と風に出会う」。窓を開けると光や風を感じられるような窓をモチーフにした作品に…。

米田さんが旅先のエーゲ海で心惹かれたという白い建物や…アフリカの砂漠で見た星空の美しさを切り取った絵画など。

世界各地の風景を柔らかい色使いで表現した作品、およそ120点が展示・販売されています。

(来場客)「あたたかい気持ちになる。窓の中に絵を入れる発想がすごい、思いつかない」

(米田安希さん)「初めて出会う風景なので楽しんでいただいて、自分自身もステップアップしていければ」

このほか会場には、石こうや木材でつくられた立体作品なども並んでいて、さまざまな表現方法に挑戦する米田さんの作品を楽しむことができます。

この作品展は、今月13日まで鹿児島市の山形屋画廊で開かれます。入場は無料です。