農薬や化学肥料を一切使用しない自然農法などを学ぶ体験学校「ありのまま分校」の開校式が鹿児島県南さつま市でありました。

南さつま市役所の防災センターで開かれた自然農法などを学ぶ体験学校「ありのまま分校」には、未就学児から60歳代までの受講生14組28人が入校しました。

「ありのまま分校」は、南さつま市が目指す「健康元気都市」推進事業の一環として2015年に開校し、これまでにおよそ300人が学んでいます。

開校式では、ありのまま分校の吉田幸一分校長が「自然農法では、何が必要かを学び、体感して、感動してもらいたい」と歓迎しました。

(受講者)
「笑顔で元気になる野菜を作りたい」

「隣の土地の畑を借りられたから、野菜を作ろうと思って(どんな野菜を育てたい?)ニンジン」

受講者は、今月11日にナスやピーマンなどの植え付けを経験したあと、1年を通して、農業実習や味噌づくりなどを体験する予定で、自然農法を楽しみながら学んでいくということです。