与論島では今、この時期にしては珍しい秋に咲くあの花が満開となっています。亀田気象予報士が撮影しました。

鹿児島県の最南端、与論島。周囲およそ24キロのサンゴ礁の島です。亜熱帯性の気候で年間の平均気温は22.9度。

こちらは潮が引くと百合ケ浜が現れることで有名な大金久海岸です。エメラルドグリーンの海を求めて、ビーチにはこのゴールデンウィークも、マリンスポーツや海水浴を楽しむ観光客が訪れていました。

そのビーチの近くに満開に咲き誇るのは…秋の花、コスモスです。与論島では至るところでコスモス畑が見られ、観光客の目を楽しませています。

秋に咲くコスモスは夏に種をまくと4か月ほどで開花しますが、こちらの畑では、2月ごろに種をまいたということです。地元の農家は「一年を通して気温が高いため、冬に種をまいても咲くのではないか」と話していました。