大型連休中の九州新幹線の利用者数は前の年を上回りました。JR九州は、海外からの観光客増加などが理由とみています。

JR九州によりますと、先月26日から今月6日までの11日間に、九州新幹線の鹿児島中央から熊本の間を利用した人は、前の年より5000人多い17万6000人で前年の103%でした。
指宿のたまて箱の乗客は、およそ3600人で前の年の104%でした。

JR九州は、利用者が増えた理由について、「コロナの5類移行や、海外からの観光客が増えた」ことが要因と見ています。ただ、コロナ禍前の2018年と比較すると、九州新幹線の利用者は94.6%にとどまっています。