江戸時代に、木曽川治水工事で犠牲になった薩摩義士をまつる慰霊碑の清掃が行われました。

鹿児島市城山町にある薩摩義士碑は、江戸時代に幕府に命じられた岐阜県の木曽川などの治水工事で、犠牲になった薩摩藩士を供養するために建立されました。

県畳工業組合は、4月29日の「畳の日」にあわせて毎年、清掃活動をしていて、この日は組合員10人ほどが参加し、石碑を洗ったり、落ち葉などをほうきで掃いたりしました。

(県畳工業組合 安藤勝理事長)「30年前に始まった先輩方の活動を、今年も無事に引き継げてよかった」

清掃活動の後、参加者は花を手向けて線香を上げ、静かに手をあわせていました。