県内では、6日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

前線を伴った低気圧が朝鮮半島にあって東北東に進んでおり、6日夜遅くにかけて前線が九州南部を通過する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、鹿児島県内では大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、薩摩、大隅、種子島・屋久島、奄美地方では、6日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

これまでの1時間に鹿児島市桜島で56ミリ、南九州市で50ミリの非常に激しい雨が観測されたほか南さつま市で48ミリ、垂水市で42ミリの激しい雨が観測されました。

気象台は落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意を呼びかけています。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。