鹿児島市与次郎で新茶まつりが開かれました。江戸時代から県内に伝わる伝統の「はんず茶」体験もありました。

「新茶ができました」

鹿児島市与次郎2丁目のおいどん市場で、きょう4日開かれた新茶まつりでは、新茶の試飲のほか100円茶屋や抽選会、はんず茶づくりを体験できるイベントが行われました。

はんず茶は江戸時代に中国から鹿児島市の松元地区や日置市に伝った釜炒り茶の製法の一つで、収穫した茶葉を「はんず」と呼ばれる水がめで炒り、手揉みして乾燥させ、およそ3時間かけてつくられます。

(はんず茶を体験)
「温かい。楽しい」

「おいしい、飲んだことのない味、初めて飲んだ味。香ばしさが少しある」

はんず茶づくりの体験イベントは鹿児島市春山町でも今月19日に行われます。