南さつま市で、あす3日からはじまる「吹上浜砂の祭典」の会場から中継です。

南さつま市で3日からはじまる「吹上浜砂の祭典」の会場に来ています。
先ほどから特別にライトアップしていただきました。

【画像で見る】「吹上浜 砂の祭典」アンコールワット、モン・サン・ミシェル、パルテノン神殿

今年のテーマは「砂さんぽ~世界の宝物を探しに行こう~」ということで砂で再現された世界遺産などの世界各地の名所や建造物をめぐることができます。

こちらには日本の姫路城やカンボジアのアンコールワットなど世界遺産がずらりと並んでいます。

砂像づくりは型枠に砂と水を交互に入れて押し固め、ピラミッドのような砂の塊を上から下へと順番にコテやハケなどを使って、手作業で繊細に削ってつくられます。

雨が降ると崩れるのではと思うかもしれませんが、像は完成した部分から表面をのりで固めるので意外にも多少の雨や風には強いそうです。

今年は市役所の職員や地元の企業、全国から集まったプロの砂像彫刻家らおよそ800人が参加し、1か月かけて制作した35の作品が町中にちりばめられ、砂像をめぐりながらの散歩が楽しめます。

こちらの像、何かわかりますか...?

正解は、フランスの世界遺産、モン・サン・ミシェルです。

そして隣にはギリシャの世界遺産「パルテノン神殿」なども再現されています。
ごつごつとした石の質感や遺跡の風化した様子まで再現されています。

展示されている砂像はイベントが終わると崩され、元の砂の状態で海岸に返されます。数日だけしかみられない儚さも砂像の魅力ですよね。

南さつま市吹上浜砂の祭典は5月3日から5月5日までの3日間開かれ、入場は無料です。

砂像のライトアップは午後6時~午後8時まで、午後7時半からは花火も打ち上げられる予定です。