いちき串木野市の濱田酒造グループが金山跡に建てた神社で地域の発展を祈る神事を行いました。
この中で、新しくグループ会社の薩摩金山蔵の社長に就任した濱田光太郎社長が「安心安全な商品をつくります」と決意を誓いました。

濱田酒造グループは、江戸時代の初めに発見され、350年余りに渡って採掘が続けられた金山の跡を焼酎の仕込みや貯蔵などを行う会社、「薩摩金山蔵」として使っていて、その地下坑道に薩摩開運神社を建てています。

例年、春に神社の創建大祭を行っていて、先月16日、薩摩金山蔵で行われました。

濱田酒造グループで製造した焼酎などを前に関係者24人が参加して神事が行われ、薩摩金山蔵の濱田雄一郎会長と濱田光太郎社長が玉串を捧げ地域の発展を祈りました。

また、いちき串木野市の中尾謙治市長が「地域を代表するトップ企業として雇用の確保、経済や産業を支えていることに感謝します」と挨拶しました。

続いて、今年3月、父親の雄一郎会長から薩摩金山蔵の社長を引き継いだ濱田光太郎社長は、「これまで以上に安心安全な商品をつくります」と力強く決意を述べました。

※記事中の「濱」は、すべてまゆはま