離島の活性化や課題について話し合うセミナーを財務省が奄美市で開催しました。

奄美市役所で開かれたセミナーには、奄美群島の市町村長や経営者らおよそ80人が参加しました。

セミナーでは、3人の有識者が登壇し、PFI=民間の資金と技術力など活用し、公共施設などの設計、建設、維持管理・運営を行う公共事業の事例を紹介しました。そして、導入した結果、コスト削減につながり、集客など観光の活性化にもつながると講演しました。

さらに、離島の生活に欠かせない船の建造資金や技術支援などの説明があり、参加した市長村長らは、興味深く聞き入っていました。

(財務省理財局 大江賢造計画官)「きょうの講演を受けて、奄美市の方でもいろいろ検討されると思いますので、フォローアップをしながら、いい先進事例として、このような問題を抱えているところに、全国に展開していければ」

財務省では、今年度から地域課題の解決を支援する態勢を整えておりセミナーなどを通じて、地域活性化に向け積極的にサポートしていくとしています。