この春卒業した鹿児島県内の高校生や大学生の就職内定率が発表されました。このうち、高校生の就職内定率は99.8%で、過去最高となりました。

鹿児島労働局は30日、この春卒業した高校生や大学生の3月末時点の就職内定率を発表しました。

これによりますと、高校生の就職内定率は、前の年より0.3ポイント高い99.8パーセントで、統計開始以来、最高となりました。背景について鹿児島労働局は「人手不足が深刻化し、採用活動が高まった結果」としています。

このほか、短大生は97.7パーセント、大学生は過去3番目に高い97.3パーセントでした。

一方、就職を希望する1人あたりの求人数を示す有効求人倍率は、かごしま国体の反動などから4年ぶりに全国平均を下回る1.20倍となり、全国で33番目の水準でした。