バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは、プレーオフ準決勝に臨み、連勝で悲願のB2昇格を決めました。延長にもつれるなか、劇的な勝利でした。

B2昇格をかけた、香川ファイブアローズとの準決勝。27日の第1戦に勝って、ついに昇格に王手をかけたレブナイズ。

(記者)「鹿児島からも200人近いブースターが高松に集結。今、決戦が始まります」

前半、藤本やゲールの3ポイントシュート。さらにカイルがインサイドで得点を重ね、7点リードで折り返します。鹿児島市では、パブリックビューイングが行われ、遠く香川まで大声援が送られました。

しかし、9点リードで迎えた第4クォーター。ホームの大声援を受ける香川に徐々に点差を詰められ、残り2秒。土壇場で同点に追いつかれ、延長戦に突入します。

5分間の延長戦も一進一退の攻防。83対83で迎えた残り1分。勝負を決めたのはやはりゲインズ・ジュニア。86対83、劇的な勝利で昇格を決めたレブナイズ。8シーズンぶりのB2復帰です。

(フェルナンド・カレロ・ヒルHC)「(B2昇格という)ゴールはチームのみんなにとって夢であり、私にとっても鹿児島で初めてのシーズンで昇格できてうれしい。とても幸せでチームを誇りに思う。ありがとう」

(アンソニー・ゲインズ・ジュニア)「B2に昇格したのがとてもうれしい。やっと笑うことができる。このためにハードワークしてきたのでとても幸せ」