大型連休の前半最終日の29日、駅や空港は帰省や旅行を終えた人たちなどで混雑しました。また、屋内の施設は多くの人でにぎわいました。

(山口から)「姉が鹿児島に住んでいて、遊びに来て帰るところなんですよ。(3連休は)一瞬でしたね」

今年の大型連休は、暦通りの場合、29日までの3連休と、平日3日間をはさんで来月3日からの4連休にわかれています。連休前半最終日の29日、鹿児島中央駅は帰省や旅行を終えた人などで混雑していました。

(埼玉から帰省)「ご先祖様にあいさつしてきました。ホテルに泊まって実家に寄って、きょうだいで話をして。久しぶりに」

(広島から帰省)「鹿児島に滞在して、このあと宮崎に行く。みんなで家で食事したり、他の親戚と一緒にゆっくり過ごした」

九州新幹線の混雑のピークは大型連休後半で、下りは来月3日、上りは来月5日の見込みです。

また、航空各社によりますと、空の便は29日、大阪から鹿児島へ向かう一部の便で満席になったということです。

(レポーター)「午後2時からいるかの時間です。座席は満席状態で多くの人が楽しんでいます」

(こどもたち)「すごかった」「初めて見ました」「ジャンプとかすごかった」

かごしま水族館です。5月にかけての大型連休は、8月のお盆と並んで特に多くの人が訪れます。雨やくもりの天気となった大型連休前半の最終日。屋内のイルカのプールでは、29日は立ち見が出るほどでした。

連休の分散に、物価高。さらに、新型コロナの5類移行で行動制限がなくなって、初めて迎えた大型連休。今年は連休の過ごし方に変化も出ているようです。

(鹿児島市から)「ジンベエザメ見れた」「人が多いので地元の方が動きやすい。暇になってから3人で遠くに行こうかなと」

(薩摩川内市から)「ゴールデンウイークの時期をずらし、1週間後に福岡に旅行へ行こうかなと。忙しくないタイミングで休みをとって出かけようかなと。(宿泊先も)お得な所を探して予約をとってくれた」

(日置市から)「きのうは(鹿屋市に)エアーメモリアルinかのやを見に行った」「(連休後半は)人が多いかなと思って予定は貝掘りぐらい。県内で近場で過ごそうと」

(霧島市から)「去年は大分に行ったが今年はゆっくり。夏にどこかいこうかなと」

(鹿屋市から)「近場でゆっくりのんびり過ごせるところがいい」

今年は、近場でゆっくりと過ごす人たちも多いようです。