新たな施設のテーマは、「親子3世代が集う空間」です。鹿児島県薩摩川内市の中心部に九州電力の複合施設「センノオト」が、29日に開業しました。

複合施設センノオトは、3年前に閉館した市中心部の川内文化ホール跡地に、九州電力が建設しました。

木造2階建ての本館には、1万冊以上の本を自由に閲覧できる多目的スペースや、学習室、スターバックスなどが。平屋の別館には、絵本などが並んだキッズスペースがあります。

整備費は、市に払う土地の賃借料もあわせ25億8000万円です。29日はオープニングセレモニーが開かれ、家族連れらが次々と訪れていました。

(利用者)「明るい。おいしい」
(利用者)「雰囲気もゆっくりできる感じですごくいい」

(九州電力 池辺和弘社長)「若い人たちがいっぱい来てくれて、にぎわいの中心になってくれるといい」

センノオトは年中無休で、午前9時から午後9時まで開館しています。