JAXA=宇宙航空研究開発機構は、日本の新たな主力ロケットH3・3号機を今年6月30日に種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。

H3ロケット・3号機は、種子島宇宙センターから今年6月30日、午後0時6分から19分の間に打ち上げられる予定です。

3号機には、能登半島地震や今月3日、台湾で発生した地震の被害状況の把握に役立てられた地球観測衛星「だいち2号」の後継機となる「だいち4号」が搭載されます。

機体は、先月29日、種子島に到着し、打ち上げに向けた準備が進められています。

H3ロケットは、今年度運用を終えるH2Aロケットにかわる次世代の日本の主力ロケットとして開発が進められ、打ち上げ費用は、H2Aの半分のおよそ50億円を目指しています。

H3は、去年3月の初号機の打ち上げは、失敗しましたが、今年2月の2号機の打ち上げは成功しました。