伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故で、行方不明になっている隊員7人のうち1人が、鹿児島県鹿屋市出身とわかりました。

この事故は今月20日午後11時ごろ、伊豆諸島の東の海域で訓練中だった海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落したものです。1人が死亡、7人が行方不明となっていて海上自衛隊は23日、搭乗員8人全員の名前を公表しました。

関係者によりますと、行方不明者7人のうち、長崎県・大村航空基地所属の機体に乗っていた航空士・甲斐仁蔵海士長(21)は鹿屋市出身だということです。甲斐海士長は以前、鹿屋基地の第212教育航空隊にも所属していました。

海上自衛隊は甲斐海士長を含む7人の捜索とともに、詳しい事故の原因を調べています。