複数の少年にみだらな行為をしたり動画を撮影した罪などに問われている男の裁判で、検察は男に懲役8年を求刑しました。

不同意性交や監禁などの罪に問われているのは、鹿児島市甲突町の無職・森岡優十被告(23)です。

起訴状などによりますと、森岡被告は去年6月から7月にかけ、3人の少年に対し未成年であることを知りながらみだらな行為をしたり、その様子を動画で撮影したりしたほか、別の少年を刃物で脅して自宅に監禁したとされています。

23日の裁判で、検察は「SNSに女装した動画を投稿し被害者を誘い出すなど、犯行は巧妙で悪質。性欲目的で再犯の可能性が高い」などと指摘し、懲役8年を求刑しました。
一方、弁護側は「被害者に対して反省文を作成している」などとして、情状酌量を求めました。

判決は6月14日に言い渡されます。