南九州市の知覧武家屋敷内の公園で、フジの花が見ごろを迎えています。

南九州市知覧町の知覧武家屋敷内にある藤棚公園でこのほど「ちらん武家屋敷藤まつり」が開催されました。

開催した南薩造園協会によりますと、公園内のおよそ30本のフジの花は、今月上旬の温かさで例年より2週間ほど早く咲き始めたということです。

会場には、多くの家族連れが訪れ、写真を撮ったり、フジの花の甘い香りを楽しんだりしていました。

このほか、会場では、地元で収穫したサツマイモの焼き芋やイチゴの無料配布もあり、子どもたちがおいしそうに味わっていました。

(来場者)
「こんなに咲いてるんですね、フジの花がですね、きれいです」

(主催した南薩造園協会 沢津橋鉄盛会長)
「外国の方にも、このフジの花とまた、鹿児島の農産物を味わっていただいて、記憶に残る観光巡りをしていただければと思います」

南薩造園協会によりますと、フジの花は、今月下旬まで楽しめるということです。