女性と女児の生活向上や、夢や目標の実現を目指して活動する国際的な組織「国際ソロプチミスト」の九州大会が鹿児島市で開かれました。

大会には、九州・沖縄の合わせて87のクラブからおよそ840人が参加しました。大会は例年、この時期に持ち回りで行われ、鹿児島での開催は9年ぶりです。

開会式では、国際ソロプチミストアメリカ日本南リジョンの西中章子ガバナーが「新たなステージへ一緒に歩みを進めていきましょう」とあいさつしました。

そして夢に向かって努力する女性に助成金を贈る「夢を生きる:女性のための教育・訓練賞」の表彰式も行われました。

鹿児島からは母子家庭で2歳半の子どもを育てながら、理学療法士を目指して学校に通っている中間由紀子さんが「日本南リジョン賞」を受賞しました。

(中間由紀子さん)
「(資格の)合格がゴールではないので、寄り添っていける理学療法士になれたら」