警察署で保護された後、亡くなった男性の死因について、県警は19日、後頭部を打撲したことによる脳障害と明らかにしました。

県警によりますと亡くなったのは鹿児島市の(47)の男性です。男性は今月15日未明から鹿児島南警察署に保護されおよそ10時間後の正午ごろ、保護室内で仰向けに倒れ意識がもうろうとしている状態で発見され、搬送先の病院で死亡しました。

県警は19日、司法解剖の結果、死因は後頭部を打撲したことによる脳障害と明らかにしました。

鹿児島南警察署の當寺ヶ盛勉副署長は「適正な保護だったと認識している。男性が亡くなったことは重く受け止めている」とコメントしています。警察で引き続き男性が亡くなった経緯について調べています。