鹿児島市の仙巌園前交差点の国道10号で左折レーンの供用が始まって1か月あまりが経ちました。鹿児島国道事務所は、これにより急ブレーキが減り、渋滞が緩和したと発表しました。

(50代)「姶良市から鹿児島市内に来るときはスムーズになったと思う。ちょっと家を出る時間も遅くていいかな」

鹿児島市吉野町にある仙巌園前の国道10号は、これまで、左折する車と直進する車が同じ車線に混在し、渋滞や追突事故が多く発生するエリアです。こうした問題を受け、鹿児島国道事務所は、先月4日、新たに左折専用レーンを設置しました。

鹿児島国道事務所は、設置からの整備効果をとりまとめ、急ブレーキの発生頻度がおよそ2割減少し、ピーク時に仙巌園前を通過できる直進車両が、およそ2割増加し、渋滞緩和につながったと発表しました。

(レポーター)「ドライバーは、左折レーン設置の効果を感じているのでしょうか」

(20代)「早くなった(通勤時間が)15分~20分ぐらい早くなった」

(70代)「変化は感じない、混んでいる、大変」

鹿児島国道事務所は今後も調査を続け、効果を検証していくとしています。