15日、鹿児島南警察署で保護されていた40代男性の容体が急変し、病院に搬送されましたが、16日夜、死亡しました。

鹿児島南警察署によりますと、15日未明、鹿児島市内で「自宅の外から男の声がする」と、警察に通報がありました。警察が駆けつけ、通報者の家の敷地内にいた鹿児島市に住む47歳の男性に職務質問したところ、精神状態が不安定だったことから署内で保護しました。

その後、15日午前11時50分ごろ、警察署内の保護室で男性が仰向けに倒れているのが見つかり、病院に搬送しましたが、16日午後11時すぎに死亡が確認されました。

鹿児島南警察署の當寺ヶ盛勉副署長は「男性のご冥福をお祈りする。保護は適正に行われたと認識している」とコメントしています。

男性の死因は分かっておらず、警察は18日、遺体を司法解剖し詳しく調べることにしています。