新型コロナ、名瀬保健所管内さらに感染拡大 県全体は前週下回る

 2024/05/09 20:53
 鹿児島県は9日、4月22日~5月5日の新型コロナウイルスの感染状況を発表した。直近の週(4月29日~5月5日)の1医療機関当たりの感染者は3.85人で、前週より0.31人減った。感染者が急増している名瀬保健所管内は36.00人で、前週(34.75人)をさらに上回った。

 県内89定点医療機関から前週より27人少ない343人の報告があった。名瀬保健所(奄美市)管内では4月半ばから感染拡大が続いているが、重症者は見られないという。県は引き続き、場面に応じた基本的な感染対策を求めている。

 保健所別の1医療機関当たりの感染者は、鹿屋5.50人、西之表5.00人、指宿3.00人、鹿児島市2.74人、伊集院2.20人、徳之島2.20人、姶良1.91人、出水1.80人、大口1.50人、志布志1.50人、川薩1.00人、加世田0.50人、屋久島0.50人。