〈会場マップあり〉今年のテーマは「世界の宝物を探しに行こう」 南さつま・吹上浜砂の祭典あす3日開幕 平川動物公園にもPR砂像が登場

 2024/05/02 11:00
アフリカの草原ゾーン前に設置された、吹上浜砂の祭典をPRする砂像=鹿児島市の平川動物公園
アフリカの草原ゾーン前に設置された、吹上浜砂の祭典をPRする砂像=鹿児島市の平川動物公園
 吹上浜砂の祭典(南さつま市、南日本新聞社など主催)は3~5日、同市で開かれる。「砂さんぽ~世界の宝物を探しに行こう」がテーマ。市役所広場や本町通り周辺、麓地区の3エリアを中心に砂像35基を展示する。入場無料。

 午前9時半開場。市役所エリアでは砂像作りなどが体験でき、本町エリアでは特産品販売のほか、約50店舗が並ぶマルシェも開かれる。麓エリアではガイドが街並みを紹介する。

 3エリアを回り賞品が当たるスタンプラリーもある。
 午後6~8時に一部砂像をライトアップし、午後7時半から花火がある。駐車場は周辺に計約1000台。実行委員会(市役所内)=0993(76)1609。

◇チンパンジー親子がPRに一役

 アフリカ砂の祭典?-鹿児島市の平川動物公園に、吹上浜砂の祭典をPRする砂像が設置されている。チンパンジーの親子をかたどった作品。入園口そばの「アフリカの草原ゾーン」前で、キリンやシマウマと一緒に来園者を出迎えている。

 同園で2月に生まれた雌の赤ちゃんと母親がモデル。日本砂像連盟会員で南さつま市職員の松元星斗さん(31)が3月に制作、設置した。高さ、幅ともに約1.2メートル。松元さんは「今年の祭典は世界遺産などの建造物が中心だが、そばには動物もちらほらいる。会場で探してみて」と呼びかけている。