キ―――――――ン! 10年ぶりブルーインパルスがやってきた 大空に白煙で♡マーク、観客4万人魅了 エアメモinかのや

 2024/04/29 07:16
美しい編隊飛行を披露するブルーインパルス=28日午後、鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地
美しい編隊飛行を披露するブルーインパルス=28日午後、鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地
 鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で28日、「エアーメモリアルinかのや」があった。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が10年ぶりに飛来し、約4万2000人(主催者発表)の観客を魅了した。

 6機の息の合った編隊飛行を披露。大空に白煙でハートマークを描くと会場から歓声が上がった。自衛隊の制服を着て記念撮影できるコーナーや、隊員による寸劇などがあり多くの家族連れらでにぎわった。

 ブルーインパルスのファンという南さつま市の五反田渉睦ちゃん(5)は「ハートを描くのが、かっこよかった」。弟の隆希ちゃん(4)も「パイロットのヘルメットをかぶったのが楽しかった」と満足げだった。

 伊豆諸島の鳥島東方海域で海自のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落した事故を受け、同型機の展示は取りやめた。式典では同基地の第1航空群司令、大西哲海将補が事故を謝罪した上で、「全力で行方不明隊員の捜索を行っている」と述べた。