ゴジラ×薩摩切子 異色コラボが実現 タンブラーやちょこなど9品、霧島の工房が販売

 2024/04/24 06:40
黒赤タンブラーの底に描かれるゴジラ
黒赤タンブラーの底に描かれるゴジラ
 世界のゴジラと鹿児島の伝統工芸が融合-。鹿児島県霧島市の「美の匠ガラス工房弟子丸」は23日、米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」とタイアップした薩摩切子のタンブラーやちょこの販売を始めた。

 持ち手にはごつごつとした肌を表現した特殊加工を施し、底には今にも飛び出してきそうなゴジラが描かれる。燃えさかる街でほえる姿をイメージした黒赤色など、タンブラーペア(33万円)からキーホルダー(3万3000円)まで、こだわりの9品を制作した。

 映画を配給する東宝から2年前に声をかけられた。弟子丸努社長(56)は「ゴジラらしい質感を出すのに苦労したがコラボできて感動。映画を見ながら一杯飲んでほしい」。同工房のほか、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で取り扱う。