太陽光発電施設の火災 蓄電設備ある倉庫1棟全焼、20時間後に鎮火 伊佐

 2024/03/29 06:37
炎を上げて燃える太陽光発電施設の倉庫=27日、伊佐市大口大田(住民提供)
炎を上げて燃える太陽光発電施設の倉庫=27日、伊佐市大口大田(住民提供)
 27日夜に鹿児島県伊佐市大口大田のハヤシエネルギーシステム(鹿児島市)の太陽光発電施設倉庫で起きた火災は、発生から約20時間後の28日午後2時35分ごろ、鎮火した。

 伊佐湧水署によると、鉄骨スレート平屋1棟を全焼した。倉庫には蓄電設備があった。業者が施設の電気を遮断し、安全を確保し鎮火を確認した。伊佐湧水消防組合によると、男性隊員4人がやけどを負い、うち1人が顔などに重度のやけどで入院中。29日以降、警察や消防、国の機関が実況見分して出火原因などを調べる。