台風2号、強い勢力で沖縄接近の恐れ 奄美沿岸は28日昼過ぎからうねり伴うしけ 31日から大しけか

 2023/05/27 23:10
 大型で非常に強い台風2号は27日、フィリピンの東を西に進んだ。今後、進路を北寄りに変え、30日以降、強い勢力で沖縄に接近する恐れがある。鹿児島県奄美地方の沿岸海域では28日昼過ぎからうねりを伴ったしけとなり、31日ごろから大しけとなる見込み。鹿児島地方気象台はうねりを伴った高波に警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、27日午後9時現在、フィリピンの東を時速約20キロで西に進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径185キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北東側750キロ以内と南西側500キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっている。 

 6月1日午後9時には、沖縄の南を中心とする半径370キロの予報円に進み、中心気圧970ヘクトパスカル、暴風域を伴う見通し。