速度超過回避しようと機首上げ、客室乗務員転び骨折 JAC事故で運輸安全委が報告書
2021/07/31 09:48
事故があったものと同型の機体
報告書によると、同機は19年10月12日午前11時すぎ、機長のほか客室乗務員2人と乗客16人を乗せ、鹿児島空港(同市)を離陸。大隅半島南端上空を航行中、局地的な風向・風速の変化に遭って最大運用速度を超える可能性があり、機長と副操縦士は減速するため機首上げ方向に操縦かんを引いた。機体は大きく揺れ、機内サービス中だった客室乗務員が姿勢を崩し転倒した。
JACは再発防止策として、超過速度に近づいたり、超過したりした場合の操作手順を運航乗務員に周知。座学とシミュレーターによる訓練もしたという。
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