町図書館で年739冊! 小学生が最多読賞 暇つぶしをきっかけに…今では休日3時間、平日1時間熱中

 2023/05/26 18:25
「読書で難しい漢字も読めるようになった」と話す福山栞那さん=21日、徳之島町亀津の町立図書館
「読書で難しい漢字も読めるようになった」と話す福山栞那さん=21日、徳之島町亀津の町立図書館
 鹿児島県徳之島町の亀津小学校4年福山栞那さんは、3年生だった2022年度に町立図書館の本を739冊借り、同年度の最多者をたたえる多読賞に輝いた。「恋愛ものが好き」と言い、「読書は知識が増えるから楽しい」と笑顔を見せた。

 2年の時、暇つぶしに訪れた図書館で面白い本を発見。冒険物語「科学漫画サバイバル」シリーズや、テーマ学習用漫画「○○のひみつ」シリーズに夢中になった。現在も週1回は図書館へ行き、上限の15冊を借りて平日1時間、休日は3時間ほど読書に集中する。

 「大人になったら料理もしなければ」と、最近では「お菓子の基本大図鑑」や「パンのひみつ」など食関係の本も手に取った。将来の夢は「少女が主人公の漫画を描き、世界中の人を喜ばせること」。3年の途中から絵の練習も始めた。

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