「銀行の銀行」にあるソファ、エコだけど“5億円”!? 実は…傷んだお札の裁断くずで作ってる 鶴丸城御楼門の模型は1万枚分 日銀鹿児島支店

 2022/08/16 15:15
傷んだお札の裁断くず1万枚で手作りした鶴丸城御楼門の模型=鹿児島市の日銀鹿児島支店
傷んだお札の裁断くず1万枚で手作りした鶴丸城御楼門の模型=鹿児島市の日銀鹿児島支店
 日銀鹿児島支店(鹿児島市)は、小学生と保護者を対象にした見学会を3年ぶりに開いた。4日、5組10人が、「銀行の銀行」が果たしている役割や仕事内容を楽しく学んだ。

 参加者はニセ札を見分けるための工夫を教わったり、破れたお札の面積を調べる作業を体験したりした。広報ルームでは、5億円分のお札の裁断くずで作ったソファに座って記念撮影。ホームページで公開しているVR映像による日銀本店のオンライン見学もあった。

 母親と参加した鴨池小学校6年の平田隼太君は「100円玉が入った袋を持ち上げたら、20キロくらいあって手首がちぎれそうだった」と、お金の重みを実感していた。