酔った乗客がタクシー乗っ取り運転 運転手が110番、車降りた隙に

 2021/12/04 17:53
 指宿署は4日、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで、鹿児島県指宿市山川成川、自称会社員の男(68)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は3日午後11時45分ごろ、近くの国道226号で、酒に酔い正常な運転ができない恐れがある状態で、乗客として乗ったタクシーを運転した疑い。

 同署によると、「乗客とトラブルになっている」とタクシー運転手が110番。署員が現場に駆けつけたところ、運転手は車から降り、車内に1人でいた男がタクシーの運転を始めた。署員が数十メートル進んだところで止め、飲酒検知で酒酔い運転が発覚した。

 男は「覚えていない」と供述している。